電気料金の改定のお知らせ(低圧のお客さま向け)
平素より丸紅新電力低圧電灯及び低圧電力各プランをご利用いただき、誠にありがとうございます。
報道等でお聞き及びの通り、近年の世界的な資源価格高騰に加え、ウクライナ情勢の長期化を受けて、発電燃料価格は過去に類をみない水準にまで高騰し、電力調達コストが著しく増大いたしました。
現在、燃料価格は下落に転じているものの、弊社といたしましても約2年の間、企業努力のもと価格維持に努めて参りましたが、既に調達価格吸収の域を超えており、料金改訂を実施する苦渋の決断に至り、2023年9月検針以降(同10月度ご請求分)より電気料金の見直し(電気需給約款の改定)を実施させていただきます。
本書は、電気事業法第2条の13に基づき、変更内容を通知する書面となりますので、変更内容をよくお読みください。
なお、改定単価につきましては、お客さまに過度にご負担とならないよう、各地域電力会社(東京電力エナジーパートナー株式会社等)の価格を指標とした範囲での改定としておりますことを申し添えます。
改定の詳細は、以下の【電気料金の見直しの概要】に記載のとおりです。
お客さまにご負担をお願いせざるを得なくなったことにつきましてお詫び申し上げますとともに、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
<電気料金の見直しの概要>
【対象プラン】
家庭用・法人用のすべての低圧需要向けプラン
【改定時期】
2023年9月1日(電気需給約款改定日)
2023年9月定例検針以降の料金算定期間より適用いたします。
【改定内容】
・料金プラン単価の変更(プランS・ナイトおトクプラン・プランH・レバンガプラン・しっぽ応援プラン・丸紅新電力ひかり)
別紙3の各料金プランについて、基本料金(最低料金)及び電力量料金の見直しをさせていただきます。
当該見直しには、2023年4月から導入された新たな託送料金制度(レベニューキャップ制度)による各地域の一般送配電事業者の託送料金見直し相当額を料金単価に反映するものも含まれます。(※詳細は新旧単価表または改定後の電気需給約款をご参照ください。)
・燃料費調整額の改定(北海道、東北、東京、北陸、中国、四国エリアの改定となります。)
別紙2の1について、燃料費調整額の算定に用いる諸元を各地域電力会社に合わせ改定いたします。
あわせて、一部形式的な記載の調整を行っております。(※詳細は改定後の電気需給約款をご参照ください。)
・離島ユニバーサルサービス調整額※1の追加(北海道、東北、中国エリアのみの改定となります。)
各地域電力会社の特定小売供給約款の変更とあわせて、これまで燃料費調整に含まれていた離島供給に係る火力燃料費の変動を区分して「離島ユニバーサルサービス調整」として算定するため、燃料費調整の基準燃料価格・基準単価等の燃料費調整単価算定の基礎となる算定諸元の見直しを行い、別表2に「2.離島ユニバーサル調整額の算定」を追記いたします。また、別紙3の各料金プランの電気料金の算定方法を改定し、電力量料金に離島ユニバーサルサービス調整額を加算又は減算する旨の規定を追加いたします。
※1:「離島ユニバーサルサービス調整額」とは、本土と電力系統が接続されていない離島において一般送配電事業者が行う離島供給に係る火力燃料費の毎月の変動を、託送料金を通じて調整するものであり、託送料金と同様の調整を電気料金においても行うものです。詳細は改定後の電気需給約款及び新旧対照表をご参照ください。
なお、弊社と契約を継続される場合はお客さまによるお手続きは不要です。ただし、他の電力会社へのお切り替えをご希望される場合はお客さまご自身で他の電力会社へお切り替えのお申込みをお願いいたします。お申し込み後にお切り替えが完了するまでは数日から、1ヶ月程度かかる場合がありますので、お切り替えされる電力会社にご確認ください。
また、2023年9月定例検針日以降は新単価を適用することといたしますので、予めご了承いただきますようお願い申し上げます。
【解約金の取扱いついて】
・「プランH」にご加入で、今回の電気料金見直しを理由にご解約されるお客さまにおかれましては、弊社各エリア約款別紙に記載の解約金の対象外といたします。ただし、2023年10月末日以降にご解約される場合は、解約金の対象となりますのでご注意ください。
尚、「プランH」以外のプランにご加入のお客さまにおかれましても、解約金は発生いたしません。
【改定後の電気需給約款及び新旧単価表】
・改定後の電気需給約款はこちらよりご確認ください。
※各エリアの新旧単価表は以下よりご確認ください。